不動産購入時の登録免許税の仕組み

2025.9.10

目次

1.登録免許税とは

不動産を取得した際には登録免許税を支払い、法務局で所有権移転登記を行う必要があります。これは国に納める税金で、登記申請の際に必ず発生します。

2. 税率と計算方法

土地の所有権移転登記は評価額の2.0%が原則です。建物の場合は2.0%ですが、住宅用の一定条件を満たす場合には0.3%に軽減されることがあります。

例えば、土地の固定資産税評価額が3,000万円の場合、登録免許税は60万円となります。

3. 実例

ある購入者が新築住宅を4,000万円で取得しました。建物評価額が2,500万円で住宅用軽減税率0.3%が適用されたため、建物分の登録免許税は7万5,000円に抑えられました。土地分では3,000万円 × 2.0% = 60万円が課税され、合計67万5,000円を納付しました。

まとめ

登録免許税は金額が大きくなることが多いため、購入計画段階で事前にシミュレーションすることが重要です。特に住宅用軽減措置の有無で負担が大きく変わるため、条件を満たすかどうか必ず確認しておきましょう。

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