永住権なしでも借りられる銀行はどこか?——在日外国人向けローン徹底比較【融資・ローン完全ガイド 第2回】

2026.5.22

融資・ローン完全ガイド|第2回

永住権なしでも借りられる銀行はどこか?
―在日外国人向けローン徹底比較

前回は外国人が日本でローンを組む際の「3つの壁」を解説しました。今回は日本に在住している外国人向けに、永住権がなくても申し込める銀行を具体的に比較します。各行の条件・対応言語・特徴を一覧で整理します。

まず知るべき現実:都市銀行の壁

三菱UFJ・みずほ・三井住友・りそなの4大メガバンクをはじめとする多くの都市銀行は、ローンの申込条件として「日本国籍または永住権」を必須としています。永住権のない外国人は窓口やWebで申し込もうとしても受け付けてもらえないケースがほとんどです。

ただし三井住友銀行は一定条件下で永住権なしでも申込を受け付けているとされており、銀行ごとに対応は異なります。外国人の申込実績が豊富な銀行に直接相談するのが近道です。

永住権なしでも対応している主要銀行

① SMBC信託銀行プレスティア

永住権不要。在留資格(短期滞在を除く)があれば申込可。日本語・英語に対応。年収1,000万円以上・完済時80歳未満が主な条件。住宅ローン・不動産投資ローン・セカンドハウスローンと品揃えが豊富で、英語による契約書類にも対応しています。保証料・保証事務手数料は不要。最大融資額5億円で、都市型不動産投資向きの商品設計です。

対象エリア:主に東京・首都圏|完済時年齢:80歳未満

② 東京スター銀行

永住権不要。在留資格(短期滞在を除く)があれば申込可。日本語・英語・中国語に対応。給与振込口座を同行に設定することで金利が全期間1.10%引き下げられる優遇あり。親会社のCTBC Bank(中國信託商業銀行)のネットワークを活かした中国語圏顧客への対応力が強みです。

なお、同行は台湾旅券保有者の非居住者向けに「招福星(しょうふくせい)スター不動産投資ローン」も提供しています。年収1,000万円相当以上または純資産3,000万円相当以上などの条件がありますが、海外在住のまま日本の銀行融資を受けられる数少ない選択肢のひとつです。

完済時年齢:80歳未満(居住者向け)|非居住者向けは75歳以下

③ スルガ銀行(Dream-J ホームローン)

永住権:要相談。対応言語は日本語のみ。「日本語で契約内容を理解できること」が必須条件です。永住権がない場合も「永住申請の見通し・日本でのキャリアプラン」をヒアリングしたうえで審査を行います。個人事業主・転職直後の方も相談可能。金利は高め(変動0.825%以上)ですが、審査の柔軟性はメガバンクより高いです。

年齢:18歳以上70歳未満(完済時85歳未満)|最大融資額4億円|全国対応|戸建て40年・マンション50年まで

④ イオン銀行(外国人向け住宅ローン)

永住権不要。在留資格があれば申込可。勤続1年以上から申込可能で条件はゆるめ。ただし対象エリアが首都圏・主要都市圏に限定されており、完済時75歳以下という年齢上限にも注意が必要です。

対象エリア:首都圏・主要都市圏|完済時年齢:75歳以下

⑤ 中華系銀行(中国銀行・交通銀行・ICBC日本)

永住権:要相談。日本語・中国語に対応。ICBCは台湾・香港・シンガポール旅券保有者で日本に1年以上居住する方向けのローン商品を設けています。交通銀行は在留資格保有者で年収400万円以上が対象。中国語で相談できる点が大きなメリットです。

ICBC日本:japan.icbc.com.cn|交通銀行日本:bankcomm.jp

銀行比較一覧

銀行 永住権 対応言語 特徴
プレスティア 不要 日・英 英語書類あり。都市型投資向き
東京スター銀行 不要 日・英・中 給振優遇あり。非居住者ローンあり
スルガ銀行 要相談 日本語 審査柔軟。個人事業主も可
イオン銀行 不要 日本語 首都圏限定。勤続1年から
中華系銀行 要相談 日・中 中国語対応。華僑向けに強み

⚠️ 金利・条件は各行とも随時変更されます。最新情報は必ず各金融機関に直接ご確認ください。

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本記事の情報は執筆時点(2026年5月)のものです。融資条件は随時変更されます。最新情報は各金融機関に直接ご確認ください。不動産投資は元本保証のない金融商品です。

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